2012年10月23日

トロピカルビルパラダイス2012レポート

イベント三昧のBMCの夏が過ぎ、
がつけばビルをゆっくり眺めるにも絶好の季節に。

今年8月25日に開催した味園ビルでの
『トロピカルビルパラダイス2012』。
3年目となった今年も、おかげさまで大盛況でした。
幻のような熱い熱い一夜のレポートです。


会場は、なんば千日前、味園ビルの地下ユニバース。
1956年設立。元はキャバレーとして営業、今は貸しホールとなっています。内装は当時のまま、ぎんぎんのパラダイス空間。時代を超え、唯一無二な味園ビルの魅力に、BMCは取り憑かれ続けているわけです。
妖艶な階段を地下に下ります。
パラダイスの入り口。

 
今年も会場を囲むように接待型屋台でおもてなし!
飲食、雑貨、テキ屋、などなど
楽しいお店が集まってくれました。

 
 
 
 


 


そして今年は、BMCの販売ブースも賑やか!

 
ビルの写真集の出版を記念して、出版社であるPIE Internationalの編集担当者さん(左)と、BMCを特集で掲載していただいた雑誌『八画文化会館』の編集者さん(右)による手売り販売!遠方からわざわざ来ていただき感謝!そして沢山の方
が買っていただき、うれしい限り。


そのほか味園ビル関連の企画も盛りだくさん。
BMCのビル博士でもある高岡のガイドによる館内探検ツアーや、当時の設計図や踊り子さんの衣装スケッチなどの、お宝資料の展示も。


踊り子さんの衣装デザインが可愛すぎる!


 
 

そして、メインイベントは
中心のダンスホールに組み立てられた櫓(やぐら)で繰り広げられる、豪華ゲストのライブショー!
ここからは、BMC著『いいビルの写真集』で写真を担当していただいたカメラマンの西岡潔さんの写真でご紹介してゆきます!


 
まずは、浦朋恵&ザ・ロッキンバリトーンズ!
ユニバースの会場に、似合う・・・!
ブイブイと盛り上げるバリトンサックスの音色とソウルフルな歌声にお客さんはお酒片手に大盛り上がり!



 

続いて、ちんどん通信社によるちんどんパフォーマンス!
味園ビル周辺の町の練り歩き〜ユニバースのダンスホールへ。社長の林幸治郎さん、ジャージ川口さん、TAMAさんによる豪華トリオのパフォーマンスに、溢れんばかりのお客さんがヒートアップ!!

会場はもう熱気むんむんです。



そして最高潮のなか

ついに登場したのが・・・

 

 
河内家菊水丸さん!
和太鼓の音が鳴り響き、みんな熱狂!!

今年は河内音頭を踊りに来た人が急激に増え、
やぐらには踊りたい人、人、人が群がる!

 
今年はレーザービームまで仕込み、菊水丸さんの背中から後光が!なんだかこの写真はもう神です。

 

 
最後はステージにまで人が溢れ、もはやお立ち台状態!
BMCメンバーも最後は各自任務をほっぽりだし、
踊りの輪の渦に加わり、河内音頭を存分に楽しませてもらいました。

とにかく老若男女みんながすごい笑顔!
このとき間違いなくビルパラダイスの瞬間で、これこそがみんなをハッピーにしてしまう味園ビルの偉大な魅力なんだと、 改めて思い知らされたのでした。
味園ビルは、今もこれからも、私たちを楽しませてくれることと思います。 時代が映り変わっても、使う形を変えながら守り続けていきたいですね。
 
イベントに際しては至らなかった点もあり、ご迷惑もおかけしたと思いますが、 これだけ沢山の人が来てくれて、無事イベントを終えることができて、本当によかったです。

来てくれたみなさん
出店してくれた屋台のみなさん
味園ビルのみなさん
 
ありがとうございました!
今年もいいビルの夏になりました!


 

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