2011年4月23日

『BMCinTOTTORI 春の大阪ビルツアー』の報告

とっても報告が遅くなってしまったのですが、
去る3月27日になんと鳥取からお招きいただき、
BMC全員で大阪のビルの宣伝に行って参りました。
題して『BMCinTOTTORI 春の大阪ビルツアー』これがまた、渋い家具屋さんのビルを会場に、
お弁当を食べながらわたし達のビル自慢を見て聴いてあげよう、
という、「ほんまにそんなことしていいんですか?」と驚愕のユル企画。笑。

声を掛けてくださったのは、
現在山陰地方で唯一の月刊ビルお取扱店”ことや”さん。
大阪へも仕入れなどで来られることが多いとは言え、
わざわざ夏のトロピカルビルパラダイスにまで足を運んでくれた方!
・・・だけでなく、そのひと月後には鳥取の上田ビル屋上にて、
仲間を巻き込んで盆踊りをやってしまったという・・・
・・・BMCもア然とする行動力・・・。(しかも鳥取市には盆踊り文化がないのに?!100人以上集まったとか)

その夏の夜に巻き込まれ、恐らく今回も巻き込まれたのが
上田ビルの面々が
ユーズド家具、デッドストック食器のお店santanaさんと
新旧レコードやCDのお店borzoi recordさん。
この三店が入居する上田ビルの佇まいがなんと言うか・・・「攻めてる!!」どうですか、この入る者を試すようなさりげなさ過ぎるエントランス・・・!
二階へ上がると・・・勇気ある者にごほうびの様に、
ほんわかとした空間が広がっているのです。
恐るべし、上田ビル。一同唸ってしまいました。
それにまた、この三つのお店がほしいものだらけで、
とっても仲良しではありますが、
「五人そろってお買い物」はさすがにしたことのないBMCが
全員なにかを買ってしまい、かつ、持てないからガマンする、
という気の合いすぎる品揃え。うーーー恐るべし、上田ビル。

ことやさんの案内で鳥取市のホットスポット(あえて言わせて★)を散策。
次々に現れる我々の想像を超えた古ビル渋建物の使いこなしっぷりに、
目からウロコが落ちまくり。
古ビルの素敵な使い方なんていっぱい知ってるはずなのに・・・。



ね!わからないでしょ。笑。
これはもう説明不能なので行ってみてください、鳥取市。
出雲大社やら米子のある西の方じゃなくて、東の方ね(全然別、らしいです)。

あまりに刺激的なイベント前日の鳥取ツアーに、
美味すぎる前夜祭(もさえび、旨~!)まで催していただき、
もうすっかりイベントせんと帰りたくなったわたし達ですが、
そうも行かないので当日会場へ。お弁当は二種類。みなさん、お弁当を食べて美味しい珈琲を飲みながら、
いやっちゅうほど大量の大阪のビル写真を浴びせられ、
本当はどう思われたのか定かでなく珍しく冷や汗をかきましたが、
わたし達のビルの話を熱心に聞いてくださいました。
月刊ビルやBMCグッズも購入していただき、
静かに熱くバーチャルビルツアーは終了。たくさんのスタッフの皆さん、
ご静聴くださった鳥取市内外からのお客さまの皆さん、
本当にありがとうございました。楽しかったです、ホント。

鳥取市は、戦後1952年に市内ほぼ全域が焼けるという大火災があり、
一斉に復興された街なので実は年代ツブ揃いの戦後ビルの街。
けれど、雪深い街のこと、当時はコンクリートのビルを建てる技術が街になく、
関西から職人さんが駆けつけて建てたというビルの多くは、
長年の積雪で水漏れなどの傷みも多いようです。
また、雪を除けるためにメイン通りにはアーケードがあり、
ついアーケードの上は人目を気にしなさ過ぎて、
渋ビルなんだけどよそんちの押入れ丸見え!みたいな状況が多くて
なかなかそれが面白かったです。

鳥取市。噛めば噛むほど面白い味わいのこの街には、きっとまた行く気がします。
本当にオススメ、鳥取市へ行ったらまずは上田ビルへ直行し、
素敵な店主のみなさんに話しかけて見てください。

※最後にわたくし岩田の個人的オススメ本屋さん。 
 この本屋さんの中のオリジナル具合には感動。敬礼したいくらいです。
 それにしても、チェーン店やら携帯ショップやコンビニがほっとんどない街でした。

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