2010年6月28日

月刊ビル2号発売!&記念バー階段室開店!!

ご好評いただいている「月刊ビル」の2号が
間もなく発売されます!




今回の特集は大阪ミナミの浪花組本社ビル。
左官を業とするナニワの老舗社屋です。
どやっ!!と言わんばかりのビルの凄さは
以前ブログで書かせてもらいましたが、
取材を進めると、出てくる出てくるおもしろエピソード!



1代目組長に始まり、その娘さん、3代目社長や最長老職人など
聞けば聞くほどに人間ドラマが展開され
編集する私たちを魅了し、勢い余って前号より4ページ拡大の
ゲツビル2号!
建物を見せる本は世の中にたくさんありますが
BMCが取り上げたいのは建物はもちろんのこと
その時代背景や人情ドラマでもあるのです。

ということで
2号もビルにまつわる魅力が凝縮、もちろんメンバーコラムも
磨きがかかって一見の価値はございます!!1部210円
ぜひご購入ください。

そしてゲツビル発行記念「バー階段室」が開店します。
誰よりも早く入手するならこちらで!

7月2日(金)20時~
500円1ドリンク&1ゲツビル付きです(これはお得!)
BMC一同心よりご来店お待ちしております~

BAR階段室 :大阪市北区天満3-6-3鉄道広告社ビル2階

2010年6月24日

兄弟ビル

久しぶりにビルネタを。
BMCの好きなビルに、大阪・淀屋橋の朝日生命館があります。



このメタリックボディに角丸のアルミサッシが如何に時代の男子を駆り立てたか、BMC岩田が月刊ビル2号(もうすぐ発売)で独自の診断を行ってます。
まぁ、カッコいいわけです。



この朝日生命館に兄弟がいることを、先日東京・日本橋で発見しました。
日本橋朝日生命館。
発見って、東京の方はよくご存知の一等地に建っているわけですが。



仮面ライダー1号と2号くらいの微妙な違いです。
大阪が1号(1961年)、東京は2号で1962年のようです。
大阪は竹中工務店の設計・施工、竹中をリードした小川正の設計なので、
これはもう小川の連作に違いないとググってみたところ、
さにあらず、鹿島の設計・施工と出ました。



同じ建築主、ほぼ同時期とはいえ
別のゼネコンでこの類似。
岩田説に従うなら建築主がよほどの○○○ということになりますが、
個人的には小川正の連作であってほしいなぁ。
情報源がテナントビル情報だし、結構いい加減だから間違ってる可能性もあるし。

ちなみに淀屋橋の角丸サッシは、鉄道車両のサッシがそのまま使われてます。
月刊ビル2号、間もなく完成です。

2010年6月22日

「けんちくの手帖」にでます。

お知らせです。
7月3日(土)20時から、中崎町のcommon cafe で開催される
「けんちくの手帖」に出演します。
24回も続いている「けんちくの手帖」には
毎回ユニークな活動をされている方がゲストに招かれていて、
BMCにお声がかかったのはとても光栄です。
BMCが追いかけている戦後建築の魅力はもちろん、
「月刊ビル」の取材や編集のこと、誌面には載らない裏話などを
5人でお話しする予定です。
カフェスタイルでのカジュアルなイベントなので、
皆さん是非お気軽にご参加ください。
そしてなんと「月刊ビル」第2号を、
このイベントで先行発売します!
詳しくはこちらまで。

2010年6月18日

月刊ビルの販売店増加中!

月刊ビルをお取り扱いくださる本屋さんが増えました!
BMCキオスクほか、下記書店でお買い求めください。
遠方の方は、メールでもご注文受け付けております。

●大阪
・BMCキオスク(大阪市北区天満3-6-3鉄道広告社ビル二階)
 ※月+水~土14:00~19:00 お隣の駒鳥文庫さんでもお取り扱い中!
Calo Bookshop & Café(大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル5階)
柳々堂(大阪市西区京町堀1-12-3)
on the books(大阪市中央区内平野町2-1-2アイエスビル2A)
Rojiroom(大阪市中央区谷町7-6-33)
beyer(大阪市天王寺区玉造元町14-25)
Kuhn(大阪市北区天神橋5丁目8-11)
●京都
恵文社(京都市左京区一乗寺払殿町10)
●兵庫
HANARE(兵庫県川西市火打2-15-24)
●埼玉
senkiya(埼玉県川口市石神715)
●鳥取
ことや(鳥取市新町201上田ビル)

2010年6月15日

鉄道広告社の二階

このところ「月刊ビル」を新聞やテレビなどで取材していただきました。
(なぜか一番詳しく書いてくれてるのはモンド不動産部長のブログ

取材の度に「なんでこんなことやってるの?」と聞かれる訳ですけれども、
そりゃ「ビルが好きだからです」、なんですがそれだけではありません。
というか、それだけでは済みません。

カッコイイなと思っているビルが、何の評価もされずに壊されるのがイヤだから。
使っていないままに放置されていたりするのが勿体ないから。
まだ大量に残る1950-70年代のビル達に空室が多いことが、
『元気ない』と言われてる大阪のどまん中の物理的な空洞なのだから、
そこを楽しいことや楽しい人で埋めれば、どんな意味でも大阪は元気になる、
と思っているから。

それに尽きます。

こんな渋いビルが好きな人が使うにはどうしたらいいか、
こんな渋いビルを持ってるけどガラガラで困ってるオーナーはどうしたらいいか。
その一つ一つはケースバイケースで、
なぜこのような状況になっているかは判ってきたけれど、
こうすりゃOKという特効薬的なビジネスモデルはありません。
むしろ、手探りで進めば面白いコトにぶつかる、
という事だけがはっきりしてきた今日この頃。

BMC本部がある鉄道広告社二階は、BMCで使うには広かったので
使いたい人を募集しました。個室一つ、相部屋6ブース分。
オフィスとかに使うのかなー・・・?と思っていたけれど、
オフィスと住まい以外に何か場所が必要な面白い面々が自然に集まりました。
会議室を6つのブースに分けている右半分はこんな感じ。一番左はなにやら7月に雑貨屋さんがオープンするらしい。
まん中はライターさんのセカンドオフィス(?)兼たまり場
右はなんと軽音部。何十年続いてるねん?みたいな看板アリ。
今度社長室で「泊・唄声の港ツアー」というライブをするそうです。

社長室でライブてなんのことかと言うと、こんなこと↓※これはhitotoさん(後述)主催のライブの模様。
 ちなみにブラインドをバックに立つのはKento FUNAYAMA氏と島津田四郎

この社長室はブラインドをクッと摘んで眉間にシワを寄せて外を見ることや、
深々と社長デスク&社長椅子に腰掛けて地球儀をカラカラと回すこともできる、
ほんまもんの社長室で、共有(※有料)スペースとしていろいろ使っています。

だいたい日曜日に行われているのは社長卓球。

おっとブースに戻りましょう。
左半分はこんな感じ。
左が「いまは、モロッコ雑貨屋」のnora。土日限定営業中。
まん中は映画専門古書店の駒鳥文庫、毎日お昼から開店中。
右はエキスポでカラフルな雑貨屋(だけじゃないなー)の猫リズム

そして作業室を使っているのはギャラリー&イベントスペースhitoto
次回の「わが家の実験展」にはBMCメンバーも参加申込していました・・・!
こちらももうすぐ社長室でライブ。今度はaCaeさんのライブだとか。

これだけ多彩だと「この指止まれ~」と声をかけた側としても絶句します。
空室を抱えたビルオーナーがみなさん仰るのは、
「どんな人が入りたいのかわからない」「ややこしい人に来てほしくない」

でも、ビルに個性があれば、
その中の「何か(わからんけど)」を共有する人たちが不思議と集まるもの。
ビルの魅力を信じて、「この指止まれ~」と言ってみることから始めましょう!
そんな今日この頃の鉄道広告社の二階。
ぶらりと遊びに来てください。
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おっと忘れてはならないわたし達のキオスクでは、
月刊ビルもお取り扱い中です!月~土(火を除く)14:00~19:00に営業中。

※月刊ビルはメールでも販売受付中です!

2010年6月12日

朝日新聞でBMCと月刊ビルが取り上げられました。

6月12日の夕刊、関西版の朝日新聞文化面に載っています。
朝日新聞を読まれている方は是非ご覧ください。
月刊ビル第1号は引き続き好評発売中です。
興味を持っていただけた方はこちらで購入いただけます。
購入方法はこちら

また、新聞にはBMCの電話番号が載っていますが、
留守にしていることも多いので、
お問い合わせはメールでいただけると助かります。
メールアドレス bmc2008●s-takaoka.net(●を@にかえてください)

第2号は鋭意編集中。取材内容が面白すぎてまとまりません。
6月末発売予定。

2010年6月1日

6月2日(水)はキオスク臨時休業です

「月刊ビル」の増刷が入荷し、1日の毎日新聞にも紹介されてますます盛り上がるBMCですが、明日6月2日(水)のキオスクは臨時休業とさせていただきます。月ビル2号の取材などでメンバー全員が出動します故。申し訳ございません。