2009年5月29日

雑誌掲載のお知らせ

現在発売されている雑誌『Numero TOKYO』 の別冊付録で
『日本一オモロい街徹底取材 大阪ポップ!』と題して
BMCによるビルのススメが掲載されております!!!

お洒落モード誌にBMCが登場してしまいました。
いいのでしょうか? いいのです!

目印は、真っ赤なドレスの外国人モデルの表紙!
みなさん、ぜひご覧くださいませ。

そして、レッツおビル見。

2009年5月27日

渋ビルに恋する

最近どうもビルに心打たれ慣れたような・・・

仕事でもビルを次々に見ているので目が肥えたのか、
ちょっとやそっとではドキドキしなくなっている気がする
そんな悩みを抱えていたある日。路地を歩く、そこでふと見上げた建物



                   「ドッ・・・キュューーン!!!」




なんとも素朴な佇まい、でもキラリと光る原石のような魅力
久々に蘇るあのドキドキ感である、いや一目惚れ、むしろ恋だ

なんてったってこの随所に伺えるアールの付いたプロポーションが、
すごくイイッ!窓、袖壁、格子にさりげなくクルリッとアールが効いている、
一見素朴だけどすごく美しい



これは・・・ダメだ、ダメですこんな階段見せられたら・・・
だって、だって六角形のタイルをバックにこんなっ、そんなっ・・・!

おっと足元の床のタイル柄はどうしたことか!
あらま扉のアールはなんてことか!おいおい壁のタイルを縦に張っちゃてるよ!




パーフェクト、パーフェクト!こんなにも、オリジナルな姿がよくぞ残っていたものである


通りかかった管理人らしき人に「空室・・・ありますか?」
何を聞いているのか自分、借りる必要無いのにそんな事聞いてどうするんだ自分

この気持ちはまるで「恋人いますか?」ではないか

「あぁ、今満室ですねん」
満室ですかぁ、そうかぁ。

なぜか寂しい気持ちになる、

失恋に似た気持ちになる。恋人いるんだ・・・ああ、違う違う

でもありがとう!熱い気持ちが取り戻せた気がする

まだまだ知らない素敵なビルがこの街には眠っているんだ!

2009年5月8日

[番外編] 洋菓子 喫茶 ボンボン

喫茶文化が根付く街、名古屋。
GWに帰省した際、その喫茶ソウルを肌で感じてきました。


昭和24年創業の老舗店、[洋菓子 喫茶 ボンボン]。
ぼてっとしたCOFFEEの文字。
トリコロールの店看板。


パチンコ屋のような。ゲーセンのような。
吊るされたカラー電球のチープさがイカス。
夜は一体どんな姿を見せてくれるのかしら?
2階のバカンス風なU形手摺も魅力的で、
奥の植木たちがその風景を一層に引き立てております。

もう正気じゃいられませーん!
取り乱す心を鎮めて、冷静を装い店内へ。


内装は深い木目ですが、それが重厚になりすぎないのは
チャーミングな家具たちとの絶妙なバランス!

そしてケーキの種類の豊富なこと。
決められないうえに、どれもほぼ300円未満という価格に
つい、大人食いしちゃおうかしらと思いつつ、
結局ロールケーキと珈琲のみ注文。
いや、もうこの空間にいるだけですでに胸いっぱいなのです。

ケーキはしっかり甘い、昔の味。
イマドキなクリームぼてぼてのロールケーキとは違い(否定はしてません)、
固いめのスポンジ生地と生クリームの層が
くるくると真面目に渦を巻いてます。

これぞロールなケーキだ。

なんだかグルメレポートみたいになっちゃいましたが。
老若男女に愛される喫茶ボンボン。
世代を超えてみんなが集える日常の場所ってすばらしいです。

すてきな時間をありがとう。ぼんぼん。

[洋菓子 喫茶 ボンボン 本店]
名古屋市東区泉2-1-22
AM8:00-PM10:00 無休
くわしくは[こちら]にのってます。